β-カロテン

その他の適用例

以下に留意ください:

微量栄養素の高用量投与による如何なる食事療法あるいは、薬物療法も人体自身の制御機構を抑制してしまう可能性があります。従って、微量栄養素療法は潜在的な副作用と毒性に関連性があるかも知れません。高用量の微量栄養素の投与は医師の指示に従って行われなければなりません。

加齢性黄斑変性症

著名な臨床試験であるAREDS1(Age Related Eye Disease Study)調査では、加齢性黄斑変性症を発症した患者たちがβ-カロテン(15ミリグラム)、ビタミンC(500ミリグラム)、ビタミンE(400ミリグラム)、亜鉛(80ミリグラム)および、銅(2ミリグラム)の摂取によってこの疾病の進行を抑制することが可能であることを立証しました  (37) 。

この場合、β-カロテンは他の抗酸化物質と併用して投与されたので、その潜在的な効果を定量化することはできませんでした。

太陽過敏

複数の研究では、β-カロテンの高用量投与が太陽過敏症を緩和する可能性のあることを示唆します:日光に対する異常な皮膚反応につながる希な遺伝性光過敏障害「骨髄性プロトポルフィリア」を発症した患者について最大180ミリグラムまでのβ-カロテンの投与により太陽過敏症が軽減されることが立証されました(38)