カリウム

カリウム (K) は、ナトリウム、塩化物、カルシウム、およびマグネシウムと共に不可欠な食物ミネラルおよび、人体内の電気を誘導するための電解質です。カリウムは全ての生体細胞の機能に必要なことから全ての植物と動物の細胞組織に存在しています。  正常な人体機能は、細胞内外でカリウム濃度が厳密に制御されています。

保健機能

カリウム(K+)は、細胞液内において正電気を帯びた主要な陽イオン(カチオン)で細胞外より30倍高濃度である一方、ナトリウム(Na+)は、細胞外液における主要なカチオンでその濃度は細胞内より10倍高い濃度です。

疾病リスクの軽減

少なくとも4件の断面調査では、閉経前、閉経中および、閉経後の女性のグループのみならず、老齢の男性においても食物カリウム摂取と骨塩密度との間に重要で明らかな関連性があることが報告されました (9, 10, 11) 。

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カリウムについて知っておくべきこと

  • その他の適用例

    多くの研究では、比較的高い食物カリウム摂取に該当するグループの人々の血圧が比較的低カリウム摂取のグループの人々より低いことを示しています (21) 。

  • 推奨摂取量

    ヨーロッパにおけるカリウム推奨摂取量は、成人1日当たりほぼ3.1~3.5グラム(g)です (24) 。

  • 供給状況

    ヨーロッパ食物摂取研究に基づいたカリウムの平均食物摂取量は1日あたり、3,000~4,000ミリグラムの範囲です(26)。

  • 欠乏症

    異常な低い血漿カリウム濃度(低カリウム血症)は、最も一般的に長時間継続する嘔吐、特定の利尿剤、腎臓病の何れかの形あるいは、代謝障害などのカリウムの過剰損失の結果です。

  • 給源

    カリウムを最も豊富に含む給源は、果物(例えば、バナナ、乾燥プラム、プルーン、レーズンおよび、オレンジなど)および、野菜(例えば、皮付きのベイクドポテト、調理されたほうれん草および、アーティチョークなど)です (25) 。

  • 安全性

    血清カリウム濃度の異常な上昇(「高カリウム血症」)は、カリウム摂取が腎臓の能力を超えたときにカリウムを取り除くために発症します。

  • 参考文献

    科学的参照の完全なリストを参照してください