ノウハウ&知識

報道発表のほか

アテローム性動脈硬化症

アテローム性動脈硬化症は、動脈血管壁に脂肪質、いわゆるプラークが堆積する結果と
して血管壁内が肥厚する症状です。プラークが突然乖離した場合は、血餅を形成(血
栓)し血流を阻害するか最悪の場合、血流を止めることにより動脈により血液を供給さ
れている組織の壊死を惹き起こすこととなります。冠状動脈の血栓症は、心筋梗塞 (心
臓麻痺)を発症させ、脳動脈の血栓症は、脳梗塞を惹き起こす可能性があります。足周
辺の動脈(抹消動脈障害疾患)のアテローム動脈硬化症は、歩行時に苦痛をもたらします。 
 
血管壁の硬化に繋がる動脈内でのアテローム性動脈硬化症の潜在的原因は、慢性の炎症
反応です。このプロセスはフリーラジカル(遊離基)による低密度リポプロテイン
(LDL) コレステロールの酸化により促進されます。抗酸化物質栄養素は、有害な酸化
の影響から潜在的に動脈壁を保護する働きをします。

アミン

1つ以上の水素(H)原子がアルキル基(CH3)などの原子(グループ)によって置換されるアンモニア(NH3)の誘導体である有機化合物(例えばNH2CH3)。

アルツハイマー病

高齢者層に一般的に発症する 認知症 の原因。症状は、時間の経過と共に進行する記憶
障害と精神錯乱を含みます。アルツハイマー病は、脳と神経細胞退行においてアミロイ
ド斑が形成されるのが特徴です。脳は特にアルツハイマー病のような神経変性
の疾病の病理において誘因となる酸化的ストレスにより損傷を受け易いと考えられます。