ノウハウ&知識

報道発表のほか

ホモシステイン

もう一方の含硫アミノ酸、メチオニンの代謝における中間物である含硫アミノ酸。ホモ
システインは、神経と血管に有毒で、脳梗塞、 アルツハイマー病、先天的欠損症、妊
娠損失の反復および、眼疾患と同様、死亡率と循環器疾患発症率を高めると考えられます。 
 
高いホモシステイン血中濃度は、循環器疾患のリスク増加に関連しています。殆どの研
究では、10マイクロモル未満/リットルの血漿 ホモシステインレベルが循環器疾患のリ
スクを低下させ、大きな危険に曝されている患者のための妥当な治療目標に関連する
ことを示しています。しかし、ホモシステインレベルの低下が、循環器疾患のリス
クを減らすか否かについては未だ解明されていません。
 
ホモシステインの代謝 は、最適な生理機能と健康に必要な栄養素間の相互関係の1例を提供します:血液中のホモシステインの量は、3つのビタミンによって調節され
ます:即ち、ビタミンB9、 ビタミンB12および、 ビタミンB6です。

ホルモン

シグナルを1つの細胞から別の細胞に運ぶ化学の「メッセンジャー」として稼働す
るために血中に細胞によってリリースされた分子。細胞がホルモンのために特定の受容
体を生成すべく、ホルモンに反応します。ホルモンは受容体タンパク質と結合し、最終
的に、その結果細胞のタイプ固有の反応をもたらしているシグナル伝達メカニズムを活
性化させます。

補助因子

酵素の活動に必須の化合物。

飽和脂肪酸

水素原子に完全に飽和し、従ってその炭素原子の間に全く二重結合を持たない脂肪酸。 
飽和した脂肪酸を食物摂取における不飽和脂肪酸 と置き換えることは、血液中の全体
のコレステロール のレベルを下げることに役立っています。