イチゴ、オレンジ、グレープフルーツ、レッド?パプリカおよび、ブロッコリなど高ビタミンC含有量の幾つかの果物と野菜があります。
天然と合成L-アスコルビン酸は、化学的に同一で、それらの生物活性あるいは、生物学的利用能における既知の差異はありません(44)。
サプリメントでは、ビタミンC(L-アスコルビン酸)は多くの形で入手可能ですが、吸収効率の良い形あるいは、別の形より効果的であるという科学的証拠が殆どありません。
ナトリウムアスコルビン酸塩とアスコルビン酸カルシウムなどのアスコルビン酸のミネラル塩は、緩衝処理され従ってアスコルビン酸より低い酸性度です。ある特定の人々にとっては、アスコルビン酸に比較して消化管により優しく感じられます。
ナトリウムアスコルビン酸塩は一般に1,000ミリグラムのアスコルビン酸当たり131ミリグラムのナトリウムが含まれ、純粋なアスコルビン酸カルシウムは、1,000ミリグラムのアスコルビン酸当たり114ミリグラムのカルシウムが含まれています。
バイオフラボノイドは、ビタミンCが豊かな果物と野菜、特に柑橘系果物中に多量に含まれる水溶性の植物色素の1クラスです。多くのフラボノイドは、抗酸化物質として役目を果たすと考えられますが、ほとんどの市販されているバイオフラボノイドがビタミンCの生物学的利用能または、効力を増大させるという証拠はありません(45)。