専門家の意見
動画:母乳 - 乳幼児の健康に重要な役割を果たすDHAオメガ3とARAオメガ6に注目
28 8月 2018
ロンドンを拠点に活躍するGregory Ward氏(MBBS/医学学士、FRCOG、ロンドン大学院生特別トレーニングプログラム(London Postgraduate Specialty Training Programme)産科及び婦人科学担当主任)が乳幼児の健やかな成長に重要な役割を持つDHAオメガ3とARAオメガ6の栄養素について講演を行います
30 10月 2017
Frost & Sullivanの新しいレポートによると、10mgのルティンと2mgのゼアキサンチンを毎日補給することで、ヨーロッパでは、加齢性黄斑変性症(AMD)による医療費を合計で62億ユーロ節減できることを示しています(1)。医療費の節減額を計算するため、分析では、ヨーロッパにおける末期AMDの有病率(2)、さらに治験の体系的な調査において、ルティン、R、およびR’ゼアキサンチンを摂取した場合とプラセボ(偽薬)を摂取した場合の視力回復の比較を考慮に入れています(3)。同レポートでは、観察対象の7%に視力回復が認められ、AMDの重篤化/末期への進行を防ぐことができるため、年間62億ユーロの節減を含め、大幅な経費削減につながるだけでなく、ルティンおよびR、およびR’ゼアキサンチンのサプリに投資した1ユーロごとに5.01ユーロの利益が期待できると結論付けています。
レポートの根拠となった有効性の仮説は、アメリカ国立衛生研究所で実施された加齢性眼疾患2(AREDS2)の研究で観察されたように、AMD末期への進行が10%低減されたというデータと一致しています(4)。レポートに記載された医療費の節減率も、米国からのデータに関する2013 Frost & Sullivan分析と一致しています(5)。この研究結果では、ルティンとR、およびR’ゼアキサンチンのサプリを摂取することで、2013年から2020年の間で、累積で74億2千ユーロの削減が見込まれています。
緑黄色野菜に含まれるカロテノイドであるルティンとR、およびR’ゼアキサンチンは、抗酸化活性成分があることで知られており、目の網膜に含まれる要素です(6)。 「黄斑」として知られる黄色い斑点に特に多く含まれています(7)。 実際、「ルティン」という単語は、「黄色」を意味するラテン語から派生したものです。先進国では平均して緑黄色野菜の摂取量が低く、ルティンとR、およびR’ゼアキサンチンの1日の摂取量は通常1~2mgで、先述した研究で指摘された有効量にはほど遠い数値です(8, 9)。
医療費は別として、個人の視力回復に値段を付けることはできません。黄斑色素量を増やし、目の健康をサポートするために必要な推奨摂取レベルを満たすには、緑黄色野菜の摂取量を増加させたり、「遊離」(非エステル化)ルテインとR、およびR'ゼアキサンチンを含むサプリを摂取することが有効です。
28 8月 2018
ロンドンを拠点に活躍するGregory Ward氏(MBBS/医学学士、FRCOG、ロンドン大学院生特別トレーニングプログラム(London Postgraduate Specialty Training Programme)産科及び婦人科学担当主任)が乳幼児の健やかな成長に重要な役割を持つDHAオメガ3とARAオメガ6の栄養素について講演を行います
30 3月 2016
3月 30, 2016 - アイルランドにおける研究では、ビタミンEの摂取による血漿α-トコフェロール濃度の上昇がオメガ-3脂肪酸DHA, EPAおよび、ALAを含むPUFA(多価不飽和脂肪酸)の血中濃度の上昇につながることが実証されました。
29 1月 2019
地球の総人口の増加によりさまざまな課題が発生していますが、とりわけ世界中の人々に食糧を供給することが大きな課題です。すべての人々が健康的な食事を取るためには、より持続的可能性の高い食糧生産システムを確立する必要があります。EATランセット委員会(EAT-Lancet Commission)が発行した、「持続可能な食糧システムの視点から見た健康的な食事(Healthy Diets From Sustainable Food Systems)」というタイトルの最近の報告書では、世界で持続可能な食糧供給を実現するための戦略をいくつか概説しています。