今月のトピック
糖尿病と心臓の健康のつながり:
11 4月 2019
2型糖尿病の成人数は1980年の1億5300万人から2015年には2倍以上の4億1500万人に増え、2040年までに6億4000万人が罹患すると予測されています。糖尿病と心臓の健康の関連を学びましょう。
7 11月 2018
早産は世界的な難題です。妊娠37週より以前に生まれると、早産とみなされます。世界では、約10人に1人の赤ちゃんが早産で生まれており、つまり毎年1500万人が早産で生まれています。早産の割合は徐々に増加しているようです。
赤ちゃんは身体の正常な発達のためには最低37週が必要です。未熟児の臓器はまだ子宮の保護的環境の外に適応しておらず、早産による出産時の合併症が起こります。早産であるほど、健康への影響が大きくなります1。未熟児の出生直後の主な健康問題には、未熟な肺による呼吸困難、摂食困難、適正な体温維持の問題、感染症に対するリスクの増加があります2,3。未熟児は軽度から重度まで、長期にわたり一連の病気に苦しむことがあります。37週近くで生まれた乳児は通常は普通の生活を送ることが期待されますが、早期(一般的には妊娠28週未満)に生まれた場合には、深刻な発達の遅れが起こり、脳性麻痺や肺、目、心臓、耳への永続的な損傷など慢性的な健康状態となることがあります1,4。早産を防止し、その影響を軽減することは、毎年何百万人も生まれる未熟児を守るために必要です。
多くの場合、早産の原因を見つけることは不可能ですが、いくつかのリスク因子が特定されています。遺伝と環境要因の複合が早産のリスクにつながっていると考えられます1。非常に若いまたは高齢の母体、もしくは出産間隔が短い場合には、早産の可能性が高くなります。多子出産では、早産の可能性が高くなります。特定の感染症、激しい肉体労働、心理的ストレス、喫煙などの生活習慣要因も早産の確率を高めることがあります1。感染症と生活習慣の要因は炎症プロセスが関連しており、これは感染やストレスには正常な反応ですが、健康には悪影響をおよぼします。
オメガ3とオメガ6脂肪酸は体内でいくつかの重要な役割を果たし、特に重要な機能は、体内のメッセンジャー分子の構成要素であるということです。これらメッセンジャー分子の1つにプロスタグランジンがあり、分娩のために子宮の筋肉を刺激するため、出産では重要な機能を持っています5。長鎖オメガ6脂肪酸のアラキドン酸は、体内で強い生物学的作用を持つプロスタグランジンを作るために使われます5。生物学的に弱いプロスタグランジンは、長鎖オメガ3脂肪酸から作られます6。激しい労働後のプロセスをサポートするためにオメガ6を豊富に摂取することは良いことですが、実際には過剰な高レベルでは、早期分娩のリスクが高まる可能性があります7,8。一部の研究者は、オメガ3脂肪酸が弱いプロスタグランジンを産生することによってオメガ6脂肪酸のバランスを取り、これが早産を防いでいると考えています8。
未熟児はまた、追加的な長鎖オメガ3脂肪酸の提供が必要です。これはオメガ3の主な転移が起こる子宮内の重要な時期を逃しており、未熟な代謝はオメガ3の正しいタイプをまだ自分で作り出すことができないからです9。
長鎖オメガ3脂肪酸を妊娠中の女性に与えると、早産のリスクを低減することを示したいくつかの研究があります10,11。研究者は、オメガ3補充後に2日間[8]~2週間11、妊娠期間が長くなり、早産率が全体的に低下したと推定しています。妊婦に十分なオメガ3脂肪酸を提供することは常識であり、早産の危険性を減らすことができるのであれば、特にそうなります。
未熟児の正常な認知と身体発達をサポートするために、出生後に十分な長鎖脂肪酸(オメガ3とオメガ6の両方)を投与することが重要です12,13。生後1週間で未熟児の長鎖脂肪酸供給は減少します。欠乏症にならないようにするためにも、追加の脂肪酸を供給する必要があります13。未熟児には乳児栄養製品や医療用栄養製品中に現在含まれているオメガ3とオメガ6脂肪酸よりも2~3倍多くの量が必要であると示唆する専門家もいます14。
11 4月 2019
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3 5月 2016
5月 03, 2016 - 40 ng / ml(100 nM)あるいはそれを超える25-ヒドロキシビタミンD血清濃度は新たな大規模なヒトを対象としたプロスペクティブ(前向き)試験に組み込まれた高齢女性のすべての浸潤ガンの発症リスクを大幅に減少させたと考えられる
11 7月 2017
トマトを調理することで、リコピンの吸収が高まることをご存知ですか?そして、サラダドレッシングの適度な脂肪が、サラダからのβカロテンや他の脂溶性カロテノイドの吸収を高めることをご存知ですか?